みなさんは、考えすぎてしまうことありませんか?
答えが出ないことについていろいろと考え込んで、目の前の物事に集中できていない状態を「マインドワンダリング」と言います。
これはとてもエネルギーを消費するうえ非生産的な活動で、心の健康によくないそうですよ。
ネガティブ薬学生なわたしが、考え過ぎを脱却するためのアイデアを3つ紹介します。
薬学生が陥りがちな「考え過ぎ」の罠
薬学部は6年間あるうえ、環境が閉鎖的で、実習や進級がハードなので悩みが多いですよね。
- 就活がぜんぜんうまくいかない
- 単位やばい、留年しそう
- 友達関係めんどくさいな
いろいろと考えすぎてメンタルが疲れてしまっているひとも多いのではないでしょうか。
この場合の問題点は2つあります。
- 考えすぎを問題だと捉えていない
- 考えすぎに気づいていない
考えすぎの状態に気づいて、必要な時だけ考えるためには自分を客観的に見ることが大切です。
方法1.薬学生は「考えている」という自覚を持つ
多くの人は「自分は考えすぎている」という意識すら持ちません。
考えすぎは人を目標に近づけるどころか、人を目標から遠ざけるということを認識してみましょう。
気づきの力は大きいですよ。
方法2.薬学生は自分の思考プロセスを観察しよう
考え始めたことを客観的に観察しましょう。
言葉を発することのできる状況だったら「あー、悩み始めちゃったな」って小さく口にしてみるのもおすすめです。
これにより思考に没頭してしまうことを防ぐことができます。
考えていること、つらいことを紙に書き出してみる方法も有効です。
・When/Where いつ、どんなときに悩むか
・What/Who 何に、誰に対して悩むか
・Why/How なぜ悩むか、どうしたいか
方法3.薬学生は考える時間を制限しよう
- 予定を多めに入れて忙しくする
- 行動の優先順位を決める
- スキマ時間は○○の本を読む
などの工夫で考え込む時間を減らすことも有効です。
ここまで考え過ぎを減らすことに言及してきましたが、考える時間も必要ですよね。
考え始めたら制限時間を決めて、時間内は自由に思考するといいと思います。
- 「悩むけど、○○時になったらコンビニ行こう」
- 「□□分経ったらゲームでもやるか」
いつでもどこでも常に考えているという状況は避けましょう。
まとめ
「考え過ぎてしまう薬学生は自分を客観的に観察してモヤモヤを解消しよう」をお送りしました。
どんなに成功したかったり過去が辛かったとしても、いまこの瞬間に向き合って時間を大切に使いたいですね。
考え過ぎて現実を離れてしまう状態(マインドワンダリング)を減らして、健康的なメンタルで日々を過ごしていきましょう。
Doing more with less!